『ブレインロット』(brain rot)とは、直訳すると「脳の腐敗」で、くだらない動画やコンテンツをぼんやり見続けた結果、思考力や集中力が落ちてしまう状態を指す言葉です。
SNSやショート動画を次から次へと見てしまい、気づけば何時間も経っていた……という経験がある人には、ちょっと耳が痛い言葉かもしれません。
医学的な病名ではありませんが、過剰なネット利用への皮肉として使われています。
『ブレインロット』(brain rot)とは、直訳すると「脳の腐敗」で、くだらない動画やコンテンツをぼんやり見続けた結果、思考力や集中力が落ちてしまう状態を指す言葉です。
SNSやショート動画を次から次へと見てしまい、気づけば何時間も経っていた……という経験がある人には、ちょっと耳が痛い言葉かもしれません。
医学的な病名ではありませんが、過剰なネット利用への皮肉として使われています。
実はこの言葉、最近生まれたものではありません。確認されている最も古い使用例は、なんと1854年までさかのぼります。
ソローは著書『ウォールデン』で、単純な考えばかりを好む社会の風潮を批判しました。それを知的な衰えとして「brain-rot」という言葉で表現したのです。
意外と古くからある言葉だと知って、少し驚きました。
その言葉が約170年の時を経て、2024年にSNS文化のただ中で再びよみがえりました。
オックスフォード大学出版局は、3万7千人以上が参加した一般投票と専門家の分析をもとに判断しました。その結果、「brain rot」を2024年のWord of the Yearに選んだのです。使用頻度は前年から230%も増えたそうです。
TikTokなどで刺激の少ない動画を延々と見続けるZ世代・α世代の習慣と結びつき、原因にも結果にも使える便利な言葉として定着しました。