『マウントを取る』とは、さりげない自慢や言動によって、自分のほうが相手より優位だと示そうとすることです。
「〇〇マウント」のように、学歴・年収・恋愛経験など、あらゆる場面にくっつけて使われます。
直接的な自慢ではなく、会話の中でさりげなく優位性をアピールするのが特徴ですよね。
『マウントを取る』とは、さりげない自慢や言動によって、自分のほうが相手より優位だと示そうとすることです。
「〇〇マウント」のように、学歴・年収・恋愛経験など、あらゆる場面にくっつけて使われます。
直接的な自慢ではなく、会話の中でさりげなく優位性をアピールするのが特徴ですよね。
「マウント」は英語の「mount」に由来し、もともとは動物の優位行動を指す動物行動学の専門用語でした。サルが群れの中で上下関係を示すために取る行動を指していたとされています。
この動物の行動にたとえて、人間同士の優位性アピールを面白く描いたのが、漫画家の瀧波ユカリさんです。
相手の自慢話に対して、さりげなく自分の自慢を被せてしまう女性の様子を、霊長類のマウンティングになぞらえて表現しました。
そして2014年、瀧波さんとエッセイストの犬山紙子さんによる対談集『女は笑顔で殴りあう マウンティング女子の実態』(筑摩書房)が刊行されます。
この本では、マウンティングを「“善意”でコーティングされた言葉や態度で、自分は悪者にならずに相手を貶め、優位性を確保する行動」と定義しました。
この定義が女性誌などで広く取り上げられたことで、「マウントを取る」という言い方が一般的に使われるようになったとされています。動物の仕草が人間関係の言葉になるとは、少し意外ですよね。