レベルを上げて物理で殴ればいいの意味
レベルを上げて物理で殴ればいいとは特定のロールプレイングゲームにおいて最も効果的かつ効率的な最高の攻略法である。この特徴が見られるロールプレイングゲームは戦闘においていかに勝つかの面白みに欠けることが多い。
言ってしまえばクソゲーである。
レベルを上げて物理で殴ればいいの元ネタ
元ネタは2010年クソゲーオブザイヤーの大賞に輝いた『ラストリベリオン』の戦闘システムである。普通に戦って勝てないほど強い敵に遭遇したときに有効な攻略手段がレベルを上げて物理で殴ればいいで全て解決してしまうことに由来する。
「レベルを上げて物理で殴る」ことはRPG基本であるが、普通であれば敵の弱点を突くことやステータス変化による戦略的要素、装備を調えたり、フラグ立てによるイベント発生などにより、プレイヤーはほどよい緊張感や達成感を得ることができる。ラストリベリオンにも実は相手の弱点を突いて戦うシステムが存在し、基本的には弱点を突かなければ厳しい戦いを強いられるがレベルアップ時のインフレがあまりにも激しいため、いちいち面倒な弱点探しをするよりもレベルを上げて物理で殴ったほうが効果的で効率的なのである。
当然、緊張感や達成感もあるわけないね。
レベルを上げて物理で殴ればいいは同タイプのクソゲーを酷評するのに使われるほか、融通の利かない脳筋のアホの子的な使われ方をすることもある。