「AIスロップ」とは、生成AIによって大量に作られた、質の低いデジタルコンテンツのことです。荒唐無稽な動画や、しゃべる猫の画像、中身のない量産本などが代表例です。
英語の「slop」はもともと家畜の餌や残飯を意味する言葉で、そこに「AI」を組み合わせた造語です。タイムラインに流れてくる中身のない投稿を指して、「これAIスロップじゃん」のように使われます。
「AIスロップ」とは、生成AIによって大量に作られた、質の低いデジタルコンテンツのことです。荒唐無稽な動画や、しゃべる猫の画像、中身のない量産本などが代表例です。
英語の「slop」はもともと家畜の餌や残飯を意味する言葉で、そこに「AI」を組み合わせた造語です。タイムラインに流れてくる中身のない投稿を指して、「これAIスロップじゃん」のように使われます。
「slop」という言葉自体は、以前からネットの一部で、望まれないAI生成コンテンツを指す言葉として使われていたとされています。
これを広く一般に知らしめたのが、開発者のSimon Willisonさんです。2024年5月8日、自身のブログで@deepfatesさんの投稿を紹介しました。迷惑メールがspamと呼ばれるようになったように、slopも定着しつつあるという趣旨で、Willisonさんも賛同しました。
Willisonさん本人は、この言葉を自分で作ったわけではなく、以前からあった言葉を広めただけだと説明しています。レビューしていないAI生成物を人に見せるのは失礼だという考えから、「スロップを公開しない」を自分なりの基準にしているそうです。
その後、2025年には辞書業界でも大きく取り上げられました。英Macquarie Dictionaryは2025年11月24日、「AI slop」を2025年のWord of the Yearに選んでいます。
同年12月には、米Merriam-Websterも関連語「slop」を2025年の単語に選出しました。生成AIが身近になるほど、この言葉を目にする機会も増えていきそうですね。
便利な道具だからこそ、量産の誘惑に飲まれないようにしたいな、と個人的には思います。