君のような勘のいいガキは嫌いだよの意味
君のような勘のいいガキは嫌いだよとは勘の鋭い人物に核心を突かれたときに使う台詞である。
君のような勘のいいガキは嫌いだよの元ネタ
元ネタは鋼の錬金術師の2巻に登場した「綴命の錬金術士」ショウ・タッカーが発した台詞。
“人語を理解する合成獣(キメラ)”の錬成により国家錬金術師となったタッカーはそれ以降の研究で成果を上げることが出来ず、資格の剥奪の危機に立たされていた。
追い詰められたタッカーは、自らの保身のため実の娘ニーナと飼い犬のアレキサンダーを錬金術により合成し、人語を理解する合成獣を生み出す。実は、彼が国家資格を取得した人語を理解する合成獣は自分の妻を使って作り出されたものであった。
ニーナとアレクサンダーが姿を見せないこと、そして作り出された合成獣の用湯からエドワードは全てを察し、タッカーに問いかける。
エド「タッカーさん…人語を理解するキメラの研究が認められて資格をとったのはいつだったっけ?」
タッカー「ええと、2年前だね」
エド「奥さんがいなくなったのは?」
タッカー「…2年前だね」
エド「もうひとつ質問いいかな……ニーナとアレキサンダー どこに行った?」
タッカー「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」
このシーンはダークな設定の本作品中でも、特に陰鬱な展開で、激しい嫌悪感とインパクトを読者に与えたシーンであり、その汎用の高さも相まってネット界隈ではよくこの台詞が改変されて使われる。