「なろう系」とは、投稿サイト「小説家になろう」発の作品、またはそれに似た作風の小説・アニメを指す呼び方です。
代表的なのは異世界転生・転移もので、主人公が最初から強い力を持ち、次々と活躍していく展開が多いのが特徴です。
この「最初から強い」展開は「俺TUEEE」と呼ばれ、長らく「なろう系」のイメージそのものでした。親しみを込めて使う人もいれば、展開の安易さをからかう意味で使う人もいる言葉です。
「なろう系」とは、投稿サイト「小説家になろう」発の作品、またはそれに似た作風の小説・アニメを指す呼び方です。
代表的なのは異世界転生・転移もので、主人公が最初から強い力を持ち、次々と活躍していく展開が多いのが特徴です。
この「最初から強い」展開は「俺TUEEE」と呼ばれ、長らく「なろう系」のイメージそのものでした。親しみを込めて使う人もいれば、展開の安易さをからかう意味で使う人もいる言葉です。
「なろう系」の元になった「小説家になろう」は、2004年4月2日に梅崎祐輔さんが開設した個人サイトです。
もともとはネット小説をもっと読みたいという思いから生まれたサイトでした。2008年には「小説家になろうグループ(HINAproject)」へ運営が移り、2010年には運営会社も設立されています。
作者登録さえすれば誰でも無料で小説を公開でき、閲覧には登録が不要という手軽さから、投稿数・読者ともに大きく増えていきました。
「俺TUEEE」という言葉は、もともとオンラインゲームで無双する様子を指す言葉でした。小説でも、主人公が最初から規格外の強さを持ち、努力なしで成功していく展開が人気を集めます。
この流れが広がった背景には、2010年代のSAOブームがあるとされています。『ソードアート・オンライン』の主人公キリトの人気が、「小説家になろう」のコミュニティにも影響を与えたという指摘があります。
こうして異世界転生ものが定番ジャンルとして定着し、アニメ化される作品も続出しました。『魔法科高校の劣等生』が2013年にアニメ化されて注目を集めたのを皮切りに、『Re:ゼロ』や『転スラ』などの大ヒット作が続きます。
最近では『無職転生』のように、あえて王道パターンを崩す作品も人気で、「なろう系」の幅は広がっています。
サイトは2026年4月で開設22周年を迎え、アニメ化作品は累計200作品に達しているそうです。個人サイトから生まれた言葉がここまで定着したのは、少し驚きですよね。