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バールのようなものの元ネタって?

読み方:バールノヨウナモノ

バールのようなものの意味

バールのようなものとは、バールのようではあるが、バールと断定するに至らない何かのことである。

バールのようなものの元ネタ

バールのようなものとは、刑事事件等において残された痕跡や特徴等からバールのようではあるが、物的証拠等の不足により、バールと断定するには至らない状況下において、犯行に使われた道具を指し示すときに使用される用語。

何故このように曖昧な情報が世に出てくるのかについては理由がある。先の例に出したように情報の出処の第一は警察発表である。警察は捜査中の事件について、報道関係者にその時点までの断片的な情報を公開することがある。
「バールのようなもの」が使用された痕跡はあるが、肝心の「バールに類する道具」は発見されていない…となる場合、この時点で報道関係者に発表できることは「バールのようなものが使用された蓋然性が高い」ということまで。

結果、普段新聞やテレビ、ネットのニュースなどで目にする「バールのようなもの」という表現が生まれた。

勘違いされやすいが「バールのようなもの」の正体が、「バールそのもの」であったとしても、「バールのようではあるがバールとは違う何か」であったとしても問題はない。

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